「読書」は”あなたという超優良株”への最大の自己投資。
年収3000万円以上の人の毎月の読書量は、平均9.88冊。
読書の価値は多くの人が感じていると思いますが、その重要性はデータにも表れており、年収3000万円以上の人は、平均して月に約10冊の本を読んでいるそうです。
読書にはどのような効果があるのか?
今回はその点を掘り下げていきたいと思います。
読書の効果。疑似体験ができる。
読書の効果は多くのところで語られていますが基本的には以下の5つだと思います。
- 文章力がつく
- 脳が活性化される
- ストレスが解消される
- 感性が磨かれる
- 疑似体験ができる
この中でも僕が大切だと考えるのが、「感性が磨かれる」と「疑似体験ができる」です。
読書によって多くの疑似体験ができ、感性が磨かれる。
例えば、『ハックルベリーフィンの冒険』を読めば、19世紀中頃のアメリカ人の少年になった気持ちで世界を見ることができるし、ガンジーについて書かれた本を読めば、インド独立への苦難を疑似体験することができます。
私たちは、生活しているだけでは絶対にできないような経験を「読書」を通して疑似体験することができます。
この疑似体験を通して、世界を見る様々な目(視点)を手に入れることで、物事をいろいろな角度から眺めることができるようになり、人とは違う価値を生み出すために必要な「感性」を磨くことができます。
読書をしない人に限って、この疑似体験のことをバカにしてくる気がしますが、フロイトが「"無意識"が人の判断や行動を支配している」と言っているように、読書で得た疑似体験というのは、「無意識」に私たちの感性を刺激していると思います。
それを人は「センス」というのではないでしょうか?
読書によって数多くの疑似体験を得ることは、無意識に私たちのセンスを磨くのです。
どんな本を読むべきか?
どんな本を読むべきなのかいろいろ調べていると、「質の高い本を大量に読むことが大切」ということがわかりました。
いまはインターネットもすごく発達していて、情報収集には困らない時代ですので、質の高い本をいろいろ調べてみてください。
僕は「質の高い本」の基準として、「質の高い人が読んでいる本」としています。
例えば、ビル•ゲイツの愛読書『キャッチャー•イン•ザ•ライ』(僕も大好きな小説です!)や、アマゾンCEOジェフ•ベゾスの愛読書『ビジョナリーカンパニー』(こちらも名著です!)など、世界最高峰の人が読んでいる本はハズレが(ほとんど)ないと思います。
手始めに小説ではありますが、『キャッチャー•イン•ザ•ライ』を読んでみたらどうでしょう?(個人的に大好きなので推してます)
読書をする時間がないは言い訳。
読書の効果はよくわかっていても、「読書をする時間がない」という人がほとんどではないでしょうか?
でも、本当にそうでしょうか?
だって、世界を動かしている超多忙なビル•ゲイツだって毎日1時間の読書ができるんですよ?
だから、読書をする時間がないというのは言い訳だと思います。(もちろん反論はあると思いますが)
でも、ただついているから観ているテレビの時間や、ひたすらスクロールして友達のSNSのつぶやきを見ている時間を削って、意識して本を手に取ってみることは可能なのではないでしょうか?
たとえ1日10分でも、1ヶ月で300分。つまり5時間。
1月で、2冊ないし1冊は読破できると思います。
意識して読書の時間を作ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
読書をすることで私たちは多くのことを学び、成長することができます。
「読書をしなければ成功しない」とは必ずしも思いませんが、読書が成功するために必要な要素を多く含んでいることはまちがいないでしょう。
僕も、多くの本を読んでいろいろな世界を疑似体験し、自分の成長につなげていきたいと思います。
最後に言うのもあれなんですが、読書をしている人って素敵だと思うし、ファッション感覚で始めてもいいと思います。
そのうち脳が勘違いして、いつの間にか本当に読書が好きになっていると思います。(体験談というのは内緒。)